銀河の逃避行

今、万感の思いを乗せて汽車が行く

志村けん。

訃報を受けて泣きに泣いた。 もうメンタルぐっしゃぐしゃ。 コロナは強敵すぎる。 今日は仕事がお休みで家にいたけど、この報を受けてから不安がのしかかってきて、気を紛らわせるために少しだけ散歩する。 額に冷えピタ貼って歩いてる人とすれ違ってびっく…

鈴木慶一に心酔して生きてきた。ファミコン「MOTHER」に始まって。

私の青春時代ははちみつぱいやムーンライダースに支えられていた。 はちみつぱいの「センチメンタル通り」は100億回くらい聴いただろう。「塀の上で」「センチメンタル通り」「薬屋さん」「酔いどれダンスミュージック」…。字面を見るだけでもきゅんとく…

S・ワンダーが世に知らしめたエフェクター、トーク・ボックス。歌謡曲での使用例は?

トークボックスというエフェクターをご存知だろうか。 このエフェクターを世に知らしめたと言われる、スティービー・ワンダーのこの動画を見ていただければお分かりになると思う。 Stevie Wonder- "Close To You" 1972 LIVE Talk Box (Reelin' In The Years …

実験精神の末に生まれたグループサウンズの珍曲たち。

GSの何が魅力って、1960年代終盤に世界中でロック・ミュージックが盛り上がり、多くの若者に支持されつつあった時に、日本も負けじと全国的に様々なバンドが結成され、もう百花繚乱のごとくであったのだが、それぞれのバンドが特色を出そうと実験精神旺…

作詞家・阿久悠が、オイルショックの時に暗い世相を明るくしようと思って編んだ詩とは。

作詞家の阿久悠が著した、『夢を食った男たち「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代』を読んでいる。 夢を食った男たち 「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫) 作者:阿久 悠 発売日: 2015/07/17 メディア: Kindle版 スタ誕にまつわる回顧録で、むち…

みんなビートルズが歌いたい。日本歌謡界の珠玉のビートルズ・カヴァー。

みんなビートルズが好きだし、歌いたい。 日本の歌謡界にはビートルズのカヴァーが数多く存在する。 そんな中でも素晴らしい出来のカヴァーをご紹介。 「或る日突然」のヒットで知られる歌謡デュオ「トワ・エ・モワ」が初のロサンゼルス録音に挑んだアルバム…

作曲家・宇野誠一郎のジャズるアニメの主題歌たち。

宇野誠一郎という作曲家、特にアニメの分野で多く功績を残した作曲家であるが、作品数自体はそんなに多くないものの、ジャズやクラシックを大胆に取り入れたりして、類まれなるセンスを発揮している。 だいたい、一休宗純のとんち時代劇アニメ「一休さん」の…

宇宙空間に連れだされる歌謡曲。

入眠前に宇宙のことをぼんやり考えることがある。意識を銀河系に飛ばすと、頭の中は輝く星座で埋め尽くされ、さながら脳内プラネタリウムだ。どっちを向いても宇宙。太陽から光線が届いてふわっと浮遊感に包まれるといつの間にか意識を失い、眠りに入ってい…

ゲイ・レボリューション。才能豊かなLGBTQ歌謡曲。

LGBTQの方々との付き合いはないが、常々、才能に恵まれた人が多いなあ、と感じる。 音楽界だけ見回しても、フレディー・マーキュリーしかり、エルトン・ジョンしかり、槇原敬之しかり、だ。 まあ、LGBTQだから才能がある、ということは必ずしも言えないかも…

トイ・レコード・メーカーを勢いで注文したら。

勢いでポチっと予約してしまった。 シンセサイザーの時も、テルミンの時も我慢したのだけど、今回は我慢がならなかった。 学研の「大人の科学マガジン」、こんなものを発売するとは。 【Amazon.co.jp 限定】トイ・レコードメーカー 増量版 (大人の科学マガジ…

「昭和40年男」の「俺たちど根性世代」特集、根性についての私語り。

コンビニに「昭和40年男」という雑誌が並んでいたので買ってみた。 昭和40年男 4月号 「俺たちど根性世代」というコピーが目を引いた。 根性か…。すっかりアナクロな響きとなってしまった。 私自身、この根性という言葉に踊らされた時期もないではない…

プロコル・ハルム「青い影」がインスパイアして生まれた日本の名曲。

プロコル・ハルムというイギリスのバンドが1967年にリリースした「青い影」は全世界でヒットした。もちろん日本でも売れて、影響を受けたと語るミュージシャンも少なくない。 プロコル・ハルム、不思議な響きの名前だが、これはラテン語で「Beyond these…

大スターたちの見事にコケたデビュー曲をいとおしむ。

キラ星のごとき大スターの歌手たちでも、意外とデビュー曲は売り上げ的にこけちゃいました(瀬古選手)なことも珍しくない。 しかし、作家陣はデビュー作ともなれば力が入っているので、実は素晴らしい完成度の曲であることもまた珍しくない。 そんな、周囲…

歌謡曲に登場するヤラシイ果物。

歌謡曲に限らないが、エロティックな象徴としてしばしば果物が描かれることがある。 果物から連想されるのは、甘い、酸っぱい、渋い、果汁、果実、南国、熟す、たわわ、丸い、みずみずしい、フレッシュ、旬、などなど…これだけ並べるだけでも十分に想像を掻…

昭和女性アイドルのサンバ曲にハズレなし。

ようやく来る春をすっとばして、夏めいたトピックで申し訳ないが、常々思う事に、アイドルが歌うサンバ曲は本当に素晴らしいものが多いなあ、という事がある。華やかなお祭り感がアイドルのキラキラ度を上げるんだろう。 なんでサンバのことを思ったかという…

映画「ジュディ 虹の彼方に」でボロボロ泣いてきた。

※本稿は「ジュディ 虹の彼方に」のレビューで、ネタバレはないが、たとえネタバレしてても楽しめるタイプの作品ということを断っておく。 映画「ジュディ 虹の彼方に」が本日公開。早起きして公開日の一番早い上映を見に行ったのだが、新型肺炎の影響で映画…

黒い筒美京平を聴く。

作曲家、筒美京平の作品には好きなものが多すぎて、どれか好きなものを10曲あげろ、と言われたら、選別だけで三日三晩悩んだ挙句に熱を出して寝込んでしまい、結局選別できずに白旗をあげてしまうだろうと思う。 曲調も多種多様で、どの曲にも違った良さが…

バック演奏すんなりオーケー!のタワー・オブ・パワーが日本に残した録音。

タワー・オブ・パワーというサンフランシスコのファンク・バンドがいる。ヒューイ・ルイスのバックなども務めた実力派であるが、恥ずかしながら私は1枚もアルバムを聴いたことがない。 だが、日本の歌謡曲を通してなら、聞いたことがある。 日本のミュージ…

『ヴァン・マッコイ「ハッスル」に影響を受けた歌謡曲』認定審査会。

ヴァン・マッコイが1975年にリリースした「ハッスル」は、全世界で1千万枚以上売り上げ、ディスコ・ブームのきっかけになった。 ピッコロの音がさわやかなインストゥメンタル・ナンバー。時折挟み込まれる「ドゥ・ザ・ハッスル!」という合いの手が気持…

アメリカの名ドラマー、ハル・ブレインが日本歌謡界に残した珠玉の二曲。

新型肺炎のニュースやオイル・ショックばりの買い占め運動に気が滅入るが、こういう気が焦る時にこそ無価値なもの、無駄なものに触れる時間を作るのは大事だ。 文化活動をして、心の平静を取り戻そう。 「音楽に価値なんてない」とアメリカの有名なフォーク…

ステージ101が培養したロッケンローラーな作曲家、芹澤廣明。

芹澤廣明という作曲家で、一番有名な曲はこれだろうか。 タッチ 岩崎良美 言わずと知れたアニメ「タッチ」の主題歌であり、岩崎良美の代表曲でもある。オールドなロックンロールのスタイルに、作詞家の康珍化(カン・チンファ)による「星屑ロンリネス」とい…

思わずうっとり…!セリフ入り歌謡曲の深遠なる世界。

曲中にセリフが入る曲というのは、歌謡曲の世界では珍しくない。 パッと思いつくだけでも、 演歌だと美空ひばりの「リンゴ追分」、島倉千代子の「東京だョおっ母さん」などが有名か。映画の主題歌だと渥美清「男はつらいよ」。ポップスでは、加山雄三の「君…

クラッシックをモチーフにした歌謡曲!ベートーベン、グリーク、リスト、ショパンにハチャトリアン。

100年単位の時間を経て、尚聴かれている曲、というのも考えたらすごいものだ。クラシック(古典)、というジャンルの総称もいい加減で大雑把すぎるネーミングだけど、この分野に全然明るくなくて、現在のクラッシック音楽の最先端てどうなっているのだろ…

エレベーター奏法!縦横無尽に指板の上を行き来するベーシスト寺川正興のゴールドフィンガー。

バンドにおけるベーシストの役割はものすごく大きいのだが、音楽にあまり触れてない人にはなかなか伝わりづらい。気づかないのだ、知らず知らずベースの音に腰を振らされていることを。 ベースを鑑賞できるようになると、音楽の世界はぐっと広がる。 世界を…

作曲家、加瀬邦彦!多様で冒険心溢れる加瀬邦彦の作品を鑑賞する。

加瀬邦彦はGS出身の作曲家。人気バンド、ザ・ワイルド・ワンズに在籍しながら、「想い出の渚」をはじめとして「愛するアニタ」、「青空のある限り」などのヒット曲を作曲した。 ザ・ワイルド・ワンズというバンド名は加山雄三が名付けた。「野生児」という意…

やったね!春だね!!胸キュンな昭和女性アイドル春ソングの宴。

昭和アイドルの曲で一番扱われる季節は、おそらく夏であろう。アイドルと夏の取り合わせは、梅に鶯、竹に雀、サンシャインにアシュラマンくらいのベストタッグである。 女性アイドルだけでも、松田聖子「夏の扉」、キャンディーズ「暑中お見舞い申し上げます…

虚実の判らないエピソードと嘘八百でクスッと笑わせる、高木壮太著「新 荒唐無稽音楽事典」。

高木壮太著「新荒唐無稽音楽事典」。 音楽にまつわるエピソードやトリビアが事典の体裁で記載されているのだが、いくら音楽が好きでも、真面目すぎる人は買うのを控えた方がいいかもしれない。書かれている情報は虚実ないまぜであり、一部ふざけていたりする…

ポール・アンカとニール・セダカ、アメリカンポップスの2大アイコンが日本人に提供した曲。

ポール・アンカといえば、「ダイアナ」、50年代の大ヒット曲だ。 この曲はいきなりビルボードの初登場1位に輝く。ポール・アンカ自身のペンによる曲で、シンガーソングライターのはしりとも言えるかもしれない。50年代アメリカそのもの、みたいな曲。 h…

漫画「風雲児たち」を読めば、江戸時代が楽しくわかるようになる!

私がまだ花も恥じらう高校生だった時、この漫画に出会った。私の父が、どこから情報を仕入れたのかは分からないが、漫画「風雲児たち」の1〜3巻を買って来た。父は感想を特に言わなかったが、私は父が読み終えた後に読んでみた。 みなもと太郎/風雲児たち …

台湾から帰国して食べたもの。アンコ椿はKFC。

5日目。 4時起きで台北を5時発、1時間もかからず空港へ。 はるか空の上で、頭の中は帰ったら最初に何を食うべきか、という問題でいっぱいだ。第一候補はケンタッキー・フライドチキンの和風カツサンドとポテト、そしてビールの組み合わせだ。 第二候補は家…